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第2回コーポレートアートコレクション「なにわの企業が集めた絵画の物語」展

2020年1月24日(金)→2月15日(土)

「なにわの企業が集めた絵画の物語」展 - コーポレートアートコレクション

ABOUT

コーポレート・アート・コレクション
第2回「なにわの企業が集めた絵画の物語」展

優れたアートは、人間のこころを豊かにし、名作に出会った感動は豊かな感性を養い、人として生きる力となります。
現在、大阪中之島では、新しい美術館の完成や建設が進み、パリのシテ島やベルリンの世界遺産・博物館島に匹敵する文化ゾーンに生まれ変わりつつあります。関西経済同友会では、昨年につづき、大阪・関西の企業が所蔵する絵画をあつめた展覧会を開催することで、文化都市としての未来の大阪のすがたを探り、その歩みを応援します。
市民や企業が、進んで自分たちの街を良くするのが、八百八橋の昔から、近代の「大大阪」時代を通じて、大阪の誇る精神的伝統です。本展覧会の根底にも、大阪がつちかったフィランソロピー(Philanthropy)と呼ばれる、博愛主義による社会貢献の精神があります。昨年の第1回展では、こうした大阪本来の精神を引き継ぐ好企画は、毎年つづけて開催して欲しいとの声を多数いただきました。
今年の展覧会では、印象派のマネや世紀末のパリを生きたロートレック、日本近代を代表する洋画家・藤島武二に藤田嗣治、具体美術協会の吉原治良、「太陽の塔」で有名な岡本太郎らの、初公開も含む43点の作品を展示し、近現代の多彩な美意識を問いかけます。会場には、1970年万博から50周年をむかえるにあたり、万博を彩った多様な芸術を紹介する万博関連展示も設けます。
また、昨年、数百名が参加した「対話型鑑賞教育」のワークショップを今年も催し、次世代をになう、こどもたちがアートに深く触れ、感受性豊かに成長していくきっかけになることを願います。
名画と出会い、アートにこころを揺さぶられるとともに、明日の大阪にも思いをはせる機会になれば幸いです。

総合監修 橋爪節也(大阪大学総合学術博物館/大学院文学研究科 教授)

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《キャバレーのアリスティド・ブリュアン》1893年
マリー・ローランサン《マンドリンを持った二人の若い娘と子犬》1950年代頃
藤田嗣治《パリ》1917年
©Foundation Foujita / ADAGP, Paris & PASPAR, Tokyo, 2019 G2011
アルベール・マルケ《風景 朝の海(モンプレザンの朝)》1942-44年
アンドリュー・ワイエス《アフタヌーン・フライト》 1976年
©2019 Andrew Wyeth / ARS, New York /JASPAR, Tokyo G2011
岡本太郎《娘と犬》1953年
主催 関西経済同友会 企業所有美術品展実行委員会
総合監修 橋爪節也(大阪大学総合学術博物館/大学院文学研究科教授)
協力企業 アートコーポレーション株式会社、株式会社iTest、伊藤忠商事株式会社、岩井コスモ証券株式会社、岩谷産業株式会社、SMBC 日興証券株式会社、大阪ガス株式会社、大阪ロータリークラブ、株式会社大林組、オリックス株式会社、がんこフードサービス株式会社、関西電力株式会社、株式会社近畿日本ツーリスト関西、株式会社きんでん、京阪神ビルディング株式会社、京阪ホールディングス株式会社、ケンブリッジコンサルタンツ株式会社、鴻池運輸株式会社、株式会社鴻池組、コクヨ株式会社、株式会社コングレ、サラヤ株式会社、三精テクノロジーズ株式会社、サントリーホールディングス株式会社、株式会社サンヨーホーム、滋慶学園グループ、松竹株式会社、株式会社昭和丸筒、ストーリーテラー株式会社、住友商事株式会社、住友電気工業株式会社、住友不動産株式会社、医療法人誠仁会りょうき歯科クリニック、全日本空輸株式会社、ソプラ株式会社、損害保険ジャパン日本興亜 株式会社、ダイキン工業株式会社、大成建設株式会社、大日本除虫菊株式会社、ダイビル株式会社、大和ハウス工業株式会社、株式会社竹中工務店、椿本興業株式会社、株式会社帝国ホテル、株式会社テクノーブル、株式会社電通、凸版印刷株式会社、株式会社中北製作所、中西金属工業株式会社、株式会社浪速ポンプ製作所、南海電気鉄道株式会社、西日本電信電話株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、日本航空株式会社、日本生命保険相互会社、株式会社博報堂、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、株式会社パソナグループ、パナソニック株式会社、阪急電鉄株式会社、株式会社阪神住建、ぴあ株式会社、株式会社プロアシスト、平和運送株式会社、株式会社毎日放送、丸一鋼管株式会社、株式会社三井住友銀行、三井物産株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社ユニオン、株式会社りそな銀行、社会福祉法人隆生福祉会、株式会社ロイヤルホテル
作品出品企業
  • アートコーポレーション株式会社
  • 伊藤忠商事株式会社
  • 株式会社大林組
  • 京阪ホールディングス株式会社
  • コクヨ株式会社
  • サラヤ株式会社
  • サントリーホールディングス株式会社
  • 滋慶学園グループ
  • 株式会社昭和丸筒
  •  住友電気工業株式会社
  •  医療法人誠仁会りょうき歯科クリニック
  •  損害保険ジャパン日本興亜株式会社
  •  大日本除虫菊株式会社
  •  株式会社竹中工務店
  •  日本生命保険相互会社
  •  パナソニック株式会社
  •  株式会社毎日放送
  • 丸一鋼管株式会社
  • 株式会社三井住友銀行
  • 株式会社ロイヤルホテル
後援 大阪市、大阪市教育委員会、大阪大学総合学術博物館、朝日新聞社、産経新聞社、日本経済新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、NHK大阪放送局、朝日放送グループホールディングス、MBS、関西テレビ放送、テレビ大阪、読売テレビ
個人協賛 木津光明、木村朋成、鴻池一季、酒井朋久、坂上和典、原田雅俊、東野訓子、廣瀬茂夫、森光廣、吉野国夫

(2020年1月9日現在)

協力 学校法人 瓜生山学園 京都造形芸術大学
運営協力 公益財団法人 関西・大阪21世紀協会

美術館館長の方々の「私が選ぶ1点」

兵庫県立美術館  蓑豊館長

兵庫県立美術館 蓑豊館長

子どもを対象にした対話型鑑賞プログラムはすばらしい取り組みです。大切なのは、誰が描いたのかといった知識ではなく、作品を見て自分が感じたことを話し、他人の意見を聞くこと。そこから、答えは一つではなく、無数にあることの気づきが生まれ、考える力や創造性が育まれます。

私が選ぶ1点

リアリティを追い求めたアメリカの画家ワイエスは生涯故郷チャッズフォードで絵を描き続けました。この絵は彼の特徴である寂寥感せきりょうかんあふれる作品です。

アンドリュー・ワイエス《アフタヌーン・フライト》
アンドリュー・ワイエス《アフタヌーン・フライト》
©2019 Andrew Wyeth / ARS, New York /JASPAR, Tokyo G2011
大阪市東洋陶磁美術館  出川哲朗館長

大阪市東洋陶磁美術館 出川哲朗館長

大阪の企業はもともとすごいパワーを持っています。大阪では多くの企業コレクションが形成され、明治期以降、東洋美術では世界有数の規模を誇ります。それらをもとに多くの美術館が作られました。この展覧会は、企業によるそうした文化的な貢献に光があてられるものになると思います。

私が選ぶ1点

ここ数年藤田の回顧展がいくつか開催されましたが、この作品はほぼ未公開の作品です。東洋の陶磁器を思わす乳白色の画面が生まれる前、藤田はパリで憂愁ゆうしゅうに充ちた風景画をいくつも描き残しました。

藤田嗣治《パリ》
藤田嗣治《パリ》
©Foundation Foujita / ADAGP, Paris & PASPAR, Tokyo, 2019 G2011
大阪市立美術館  篠雅廣館長

大阪市立美術館 篠雅廣館長

時代を超えて、企業が貴重な美術品を所蔵し続けるのは意義深いものがあります。利潤の追求にとどまらず、文化への配慮をすることは企業の社会的貢献として世界的趨勢すうせいであり、社会的なイメージアップにもつながります。さらにすぐれた美術品を公開するこのたびの展覧会は、企業と市民が触れあう絶好の機会となるはずです。

私が選ぶ1点

赤松は大阪市立美術館内にある美術研究所の講師を務めていました。「志摩大王崎」は印象派などの画家が好んで描いた海岸の風景に似ているため、日本の画家たちもよく訪れていた場所です

アンドリュー・ワイエス《アフタヌーン・フライト》
赤松麟作《志摩大王崎》
国立国際美術館  山梨俊夫館長

国立国際美術館 山梨俊夫館長

この展覧会の大きな意味は、大阪の企業がビジネスだけでなく、文化にも大きな関心を持っていることを示せることにあると思います。企業の作品を鑑賞する場を設け、美術への理解を社会にひろめていくことは、大阪の文化活動の一環として意義深いばかりでなく、今後の企業の社会貢献活動の進展にも繋がるのではないでしょうか。

私が選ぶ1点

戦後の日本画における京都画壇の重要性を示す代表的な作家です。動物画を得意とした華楊の作品の中でも極めて質の高い作品で、大阪の企業がこうした作品を所蔵していることは素晴らしいことだと思います。

アンドリュー・ワイエス《アフタヌーン・フライト》
山口華楊《虎》

小学生800人を対象にした
「対話型鑑賞プログラム」を実施します

子どもたちが「見て」「考え」「話し」「聴く」展覧会!

会期中、大阪府内の小学校(事前申込校のみ)を対象に京都造形芸術大学ACOPの専門スタッフによる対話型鑑賞プログラムを実施します。すでに公立・私立の小学校10校、25クラス、約800人のこどもたちの申込があり、展示された絵画を前に、「見て」「考えて」「話し」「聴く」楽しい学習体験に取り組みます。

※対話型鑑賞プログラム実施中は、子どもたちが床に座ってプログラムに参加しています。 その間一般の方々の鑑賞は可能ですが、子どものたちの発言が鑑賞の妨げになる場合もございます。あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。

「対話型鑑賞プログラム」とは?

グループで作品を見ながら発見や気づき、感想を出し合う「対話」を通して、鑑賞体験を深めていく美術の鑑賞教育メソッドです。作者や作品に関する知識によって作品を理解するのではなく、自ら作品を観察し、問いを立て、発見や経験をもとに推論や考察を行い、参加者同士が話し合うことで、確かめ合いながら作品の理解を深めていきます。知的探究心、観察力、正解のない問いに取り組む能力の発達に有効とされています。

プレミアム・ナイト・ミュージアム

展覧会の「夜」を楽しむ素敵な大人たちのためのプレミアムなナイトプログラムをご用意いたしました。

ギャラリーコンサート

時間 1st ステージ18:30〜(約30分)、2nd ステージ 19:30〜(約30分)
参加費 無料(ただし高校生以上は展覧会の入場料が必要です)
定員 30名(参加者多数の場合は入場を制限させていただく場合がございます)
申込 特に必要ありません。会場に直接お越しください。
1/29(水)

そう楽舎 / Sorakusha

西洋古楽の普及および子どもから大人まで気軽に西洋古楽を聴いてもらうことを目的にバロックオーボエ奏者の赤坂放笛を中心に設立。2003年より「西洋古楽器による小演奏会シリーズ」をスタート。
日本民謡・三味線との試み「ほうがくdeバロック」や能楽との試み「和洋の再会」などが斬新な取り組みとして高く評価されている。

吉竹百合子(チェンバロ)
森本英希(フルート)
赤坂放笛(バロックオーボエ)
2/5(水)

荒井結&松原智美 / Yui Arai and Tomomi Matsubara

荒井結(チェロ)

福井市出身。中学卒業後渡米、Idyllwild Arts Academy(米カリフォルニア)に留学。2003年よりドイツ国立ハンブルグ音楽大学に留学。これまでに岩城宏之音楽賞受賞、ブラームス国際コンクールチェロ部門第2位入賞、平成24年度福井県文化奨励賞受賞。

松原智美(クラシックアコーディオン)

大阪府出身。ドイツ国立フォルクヴァング芸術大学修了。第5回JAA国際アコーディオンコンクール第3位入賞。2018年CD「in Watercolors ひとひらの水彩」をリリース。レコード芸術誌で特選盤に選出される。2017-18年アーツサポート関西「岩井コスモ証券ASK支援寄金助成対象者」

2/12(水)

山口莉奈 / Rina Yamaguchi

山口莉奈(クラシックギター)

西宮市出身。8歳よりギターを始める。第42回ギター音楽大賞大阪府知事賞受賞、第49回クラシカルギターコンクール第3位、第50回クラシカルギターコンクール第1位など受賞歴多数。2018-19年アーツサポート関西「岩井コスモ証券ASK支援寄金助成対象者」

“大人たちのための”対話型鑑賞プログラム

子どもたちだけでなく大人も体験してみたい!そうお考えのあなたのためにご用意いたしました。絵の中に発見したものや感性が感じ取ったアートの断片をもとに、心と頭をレッツ・リフレッシュ!!

日時 2月6日(木)18:00〜19:15(受付開始17:30〜)
対象 大人(18歳以上の方)
参加費 無料(ただし展覧会の入場料が必要です)
定員 20名(参加者多数の場合は入場を制限させていただく場合がございます)
申込 メールにてお名前と電話番号を記して
までお送りください。
締切 1月24日(金)申込多数の場合は抽選となります。

キュレータートーク

本展のキュレーターが、“これを見ずに帰ってはいけない”重要な作品や、企業がなぜその作品を所有してきたのかといったエピソードや裏話などをお話します

日時 1月30日(木)18:30〜(約40分)
2月13日(木)18:30〜(約40分)
参加費 無料(ただし高校生以上は展覧会の入場料が必要です)
定員 20名(先着順)
申込 特に必要ありません。会場に直接お越しください。

ACCESS

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「阿波座駅」8番出口から歩いて3分!

CONTACT

アーツサポート関西 事務局 (担当:大島・柳本)
TEL: 06-7507-2004/E-MAIL: